僕の私の返済コミュニティ

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借金返済ができて笑顔の人

他人のお財布事情と言う物は、誰でも気になる物ですよね。 特に多額の借金返済をしている人は、こんなに借金があって大丈夫かなぁと不安になっていると思います。

ちなみに、日本人の約半数の人が何らかの借金返済をしています。 また、借金返済をしている人の平均借入額は約1200万円です。 これを聞いてちょっとは借金があても安心したのではないでしょうか。

借金の返済をしている人は、意外と多額のお金を借り入れしています。 借金でお金を借りた理由は、約9割の方が家や土地の購入のためです。 つまり、ほとんどの方は住宅ローンを借りたことによる借金返済と言う事です。

当サイトでは、住宅ローンに限らず、あらゆる借金返済の体験談を掲載しています。 自分の借入ケースと照らし合わせてみて、よく似たケースがあれば、借金返済のヒントとなるはずです。

それでは、僕の私の借金返済体験談をお読みください。

安易な気持ちでのキャッシング

クレジットカード

私が、借金をしたのは、キャッシングでの借入による借金です。 社会人になった4月の時でした。

学生までに少しお金を貯めていたのですが、卒業までに全部使ってしまおうと宴会、旅行と遊びまくっていました。 4月からは社会人になるから給与がもらえると考えて、ほんの少ししか残しておりませんでした。 社会人になると新しい友達もできて、日々が宴会や、カラオケなどで楽しかったのですが、お金はすぐになくなってしまいました。

そこで、ショッピングチェーンのカードを学生の時に作っていたのを思い出し、キャッシングで借金をしてお金を借りました。 借金額としては10万円です。 すぐにその借金返済を終えることができると思いましたが、それが間違いでした。

給与が入ってきたのですが、借金の返済に利息も含めて10万円プラスアルファの金額が口座から引き落とされると翌月の給与まで生活費が足りませんでした。 そのため、またキャッシングで借金をしてお金を調達したのです。

そうした、自転車操業のような借金返済のやりくりを半年ほど繰り返しました。 12月になり、新入社員にもボーナスがもらえると、借金返済を月々の給与に手をつけずにできるのようになったのです。 返済のことをよく考えずにすぐにお金が入るからという考えで借金をしたのが甘かったのかなと思いました。

学生の頃は親からの仕送りでお金を稼ぐ苦労が良くわかりませんでした。 ですが、社会人となり、借金までしてしまったことで、働くことの大変さや借金をした場合の返済の苦労が身に染みてわかりました。 今後はよっぽどのことが無い限りはお金を借りるという選択肢を選ばないと思います。 お金が入った時は嬉しく感じますが、その後の借金返済の利息まで考えると、結局損になりますからね。 若い頃にバリバリ仕事をして、借金返済と真逆の貯蓄をしていきたいと思います。

車で人生アウト!元友人の借金返済

同じ高校に通っていた友人の借金返済の話です。 割と性格は真面目な友人でした。 高校を卒業し、彼(友人)は、自宅の工務店を継ぐ事になりました。 せっせと仕事していたようですが、車が趣味の彼は車にのめり込んでいくようになります。

高級な車を次々と購入し、彼の自宅近くの駐車場は彼の車でいっぱいになりました。 工務店というのは儲かるのか、などと関心していたのですが、借金をしているようなのでそうではなかったみたいです。

彼は「友人からお金を借りて」、その借金のお金で高級車を購入していたようなのです。 気の弱そうな者から借金をして、それを車資金に充てていたということです。 私の所にも、彼はやってきました。 彼の言い分は、「お客さんの家の雨どいを壊してしまって弁償しなければならないので、40万円を借金として貸して欲しい」と来ました。 借用書を書かせ、「○月○日までにその借金を返済します。」と書かせました。

その借金返済の期日、○月○日になっても何も連絡が無いので、彼の家に行ってみると、どうやら数ヶ月前から帰宅せず仕事もほっぽり出して、日本全国を高級車で回る。 なんていう事をやっていたようです。 これは推測ですが、私が貸した借金40万円は、カーナビや車用品に消えた事でしょう。

こうした「被害者」が、どうも数多く居るらしく、彼に借金としてお金を貸した人がファミレスに集まって、話し合いが開かれました。 彼に貸した借金額の合計は、全員合計すると、およそ「2000万円」を軽く超える事が分かりました。

このメンバーの中に、「彼から連絡があり、○月○日に合う予定がある」という者が居たので、借金返済をさせるために全員で待ち伏せして彼を捕まえる事に成功しました。

彼をファミレスに連れて行き、「借金したお金を何に使ったか?」を問いただしてみると古い車に飽きたから新しい車を買っただの、その新しい車もすぐに飽きたから買い換えただの次々と車を買い換えている事が分かりました。 彼の両親は借金を返済していないことで激怒し、その場で「勘当」を言い渡しました。

残った車は売りに出され、彼に残ったのは、2000万円の借金返済のみです。 住まいも何も無い。 けれども、彼に同情する者など居ません。 彼に貸した借金を取り返す為に、皆で色々と工夫をし、返済のために彼にはタクシー会社で働いてもらう事になりました。 住まいは、○○区の安いボロボロのアパートです。 月々、手取り15万円、借金返済に7万円、彼が使えるお金は、ほぼ無いと思います。 月に7万円の借金返済をしても、2000万円を返済し終えるには、23年かかる計算です。

現在彼は、東京のとある区のタクシー会社で働き、皆に監視されながら借金2000万円をコツコツと返済中です。 借金返済が終わった頃には、予定だと、彼は50代半ばです。

車にハマって借金さえしなければ、彼にはどんな輝かしい未来が待っていたのだろうと思うと、少し可哀想ですがそれとこれとは別です。 これから彼に待っているのは、人生の大半を借金返済で過ごす生活です。 結婚も、多額の借金があるのでおそらく無理でしょう。

私は40万円の被害で済みましたが、「中には500万円近く貸した」という方も居るので、いつ40万円を返済してもらえるか分かりませんが皆で監視しながら、気長に借金の完済を待つことにします。

旧友にそそのかされて消費者金融へ

借金を抱えてしまったのは、義理の兄でした。 義兄の話では、友達に騙されてお金を消費者金融から借金をして借りることになってしまったそうです。

当時義兄はまだ姉と交際もしていなかったのですが、地元を離れて就職をしたためか、就職先で旧友と再会し、その嬉しさからつい友人の為にお金を借りてしまうことになりました。 義兄からお金をうまくせしめたその旧友は姿を消してしまい、借金返済だけが義兄のもとに残った形になりました。

そのお金の使い道は定かではありませんが、どうやら数社の消費者金融から借り入れをしたようです。 義兄の仕事は決して高給ではありませんが少しずつ返済をしていたものの、独り暮らしで費用も掛かることから、借金の返済はスムーズではなかったようです。

その折に姉と出会い、二人は結婚を前提に付き合いを始めました。 やがて、義兄が借金の話を打ち明けたので、すでに多大な利息が付いていた借金の返済を、二人分の給料から毎月10万円以上を支払いに充てていたようです。

借金があることが発覚したため、姉は結婚をどうしようか正直悩んだようですが、結局は義兄の為に2年ほど結婚を遅らせて、何とかすべての借金を返済することが出来ました。 返済が無事に済んでからようやく結婚をしましたが、姉は二度とそのようなことがないように目を光らせています。

義兄自身も、姉に対して大きな感謝の念を持っているようで、おそらくもう消費者金融に手を出すことはないだろうと考えられます。 [追記]

借金が膨れて400万円に

私の兄弟(弟)の借金体験談です。 私の弟は今年で37歳、非常にまじめな性格で借金をするようなタイプではありませんでした。

ところが、社会人になってすぐに悪友からパチンコ・パチスロに誘われたらしく、そこからずぶずぶとギャンブルにはまっていきました。 初めて借金をしたのは15年ほど前で、現在は規制されていますが、その当時のパチスロはごくごくまれに100万円勝てるような台もあったらしく、どんどんとのめりこんでいったようです。

とはいえ、当時はまだ20歳そこそこなので大きな借金をする勇気もなく、クレジットカードについているキャッシング枠を使って5万〜10万円前後の借金を繰り返していたとのこと。 しかしながら、年齢とともに収入が増えるにつれ、借金返済の額もあがっていったそうです。

ブランド品を身につける、贅沢品を買うといったことはなかったようなので、純粋にパチンコ・パチスロでできた借金のようです。 「今日勝てば返済できる!借金をチャラにできる」といった無駄な期待が、どんどん借金をふくらませていきました。

驚いたのは、その金銭感覚です。 パチンコ・パチスロがやりたい、でももう限度額まで借りて借金ができなくなると、新たにカードローンや消費者金融に融資を申し込みます。

そこでお金を借りることができると、それが借金であるにも関わらず「自分の財産が増えた」という感覚になったとのことでした。 また、いよいよ借金の返済で首がまわらなくなってきた時に、おまとめローンというものを利用して、A社100万、B社100万、C社50万の、3社で合計250万の借金を、1社300万円で借り換えをして利息を落とせたらしいのです。

しかし、50万円の余剰分をまたパチンコ・パチスロに使い、結果的に借金が増えるといったこともあったようです。 そのような状態で、結果的にA社300万、B社50万、C社30万、D社20万の合計400万円まで膨れ上がったところで実家の我々のところに連絡がきまして、一旦、借金返済を立て替えてほしいと頼まれました。

ここで立て替えたら、また借金を繰り返すのではないだろうか、自分で苦しんで返済したほうがいいのではないかとも思いましたが、年利16%などの利息を払い続けるのもと思い、一旦立て替えると同時に、今は弟からキャッシュカード、通帳を預かることでお金の管理をこちら側ですることにし、さらに免許証や保険証を預かることで、あらたな借金の申し込みができないようにしました。

そして、毎月10万円ずつ返済してもらっています。 一度借金を覚えてしまうと「また借りればいいや」という発想から借金を繰り返してしまう、その恐ろしさを知りました。

子供の学費工面のために借り入れ

主人は自営業ですが、あまり運営が思わしくなく収入は低いです。 私も外で働いているので何とか生活できていますが、子供のための貯金もままならない状態でした。

しかしなんと公立高校の受験に失敗、学費の高い私立に行かざるを得ませんでした。 公立高校の授業料無償化に伴い私立高校も安くなっているのですが、それでも準備するための費用がものすごく高いんです。 制服や電子辞書、教科書…入学するときだけでも何10万円というお金がかかってしまいます。

そのため現金が足りなかったので、借金となりますが思い切ってカードローンを利用することにしました。 入学してからも修学旅行の積立、部活の遠征費など何かとお金がかかります。 カードローンも返済しては借りるの繰り返しで、全く減っていきません。 限度額一杯でもうこれ以上借りられない、借金返済の悩みは私1人で抱えておりとても苦しかったです。

でもそんな姿に気付いたのでしょうか、子供が部活を辞めてバイトすると言い始めたのです。 子供に心配をかけてしまうのは正直情けなかったのですが、この状態ではこの先大学の進学も危うい状態です。 そのため、思い切って親子3人で借金返済について話し合うことにしました。

結果、子供は部活を辞めてバイト、主人は本業の他にアルバイトをすることになりました。 これで何とかこれ以上借金を増やすこともありませんし、借金の返済をしながら貯金もできそうです。 子供にはバイトも無理ない程度ですることと、学業優先することを約束させました。

借金は早めの相談が肝心です

借金返済はストレスになるし、精神的に追いつめられると思考能力も低下してきます。 だから自分が今何をすべきか分からなくなってくるんですよね。

周囲に借金の返済で追い詰められて夜逃げしてしまった人がいたので、「どうしてもっと早く借金の整理をしなかったんだろう?」と思っていました。 逃げてもストレスは無くならないでしょう。

そんな私もちょっとしたことで借金をしてしまいました。 あまり属性も良くなかったのでどうしても低金利の銀行ではなく、消費者金融で借りてしまいました。 まだ正常に借金返済をし続けていたのですが、やばいなと思ったのが、返済のためにまた借金をしてしまったときです。

どうしても返済分が足りなかったので、追加で5万円ほど借りました。 こんなことを数回繰り返しているので、当然借金は減りません。 「このままでは本格的に借金返済地獄になるのでは?」と思い、返済シミュレーションをしてみました。 その結果、恐らく近いうちに本格的な支払い不能になるだろうということが発覚しました。

このまま無理して借金の返済をし続けても利息分を払っているだけにしかすぎません。 もっと精神的に追いつめられるより先に相談しようと思い、弁護士事務所の無料相談を受けました。 それから債務整理をして将来分の利息はカット、後は元金のみを返済しています。

精神的に追いつめられる前に借金返済の相談すれば楽なのにと思うけど、何とか返していこうとギリギリまで頑張る人も多いのでしょう。 でも冷静になって返済シミュレーションをし、客観的な判断も必要なのではないかと思います。

※参考サイト
住宅ローン | 愛知銀行